島信夫
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プロフィール
氏名
島 信夫
よみがな
しま のぶお
職名
教授
担当科目
アカウンティング入門、監査論、財務会計論Ⅰ・Ⅱ、外国書講読B、専門演習、卒業研究
担当科目紹介
『専門演習』
会計と聞いて、真っ先に何を連想されるでしょうか。多くの方は簿記を連想されることと思います。文学好きな方であれば、デュマの『モンテ・クリスト伯』で主人公を貶める会計係のダングラールを思い浮かべるでしょうか。そのどちらも、取引を客観的、かつ正確に表現するという計算の基礎を担う実務のイメージを会計に重ねています。本当に会計はこのイメージ通りに機能しているのでしょうか。一般的で抽象的な理論に従って会計を見直してみると、安易にこのイメージを支持することはできません。本演習では、会計数値のもつ意味を理論から解釈することを基軸としつつ、それだけでは汲み尽くせない会計の世界を解釈していくことも試みたいと考えています。
会計と聞いて、真っ先に何を連想されるでしょうか。多くの方は簿記を連想されることと思います。文学好きな方であれば、デュマの『モンテ・クリスト伯』で主人公を貶める会計係のダングラールを思い浮かべるでしょうか。そのどちらも、取引を客観的、かつ正確に表現するという計算の基礎を担う実務のイメージを会計に重ねています。本当に会計はこのイメージ通りに機能しているのでしょうか。一般的で抽象的な理論に従って会計を見直してみると、安易にこのイメージを支持することはできません。本演習では、会計数値のもつ意味を理論から解釈することを基軸としつつ、それだけでは汲み尽くせない会計の世界を解釈していくことも試みたいと考えています。
専門分野
会計監査論
現在の研究テーマ
- リスク・アプローチ監査に関する考察
- 内部統制の基本的な枠組みに関する考察
主要研究業績
- 島信夫「監査基準の純化プロセスにおけるリスク・アプローチの考察」『現代監査』第20号, 2010年
- 島信夫「アカウンタビリティの可能性をめぐって-「討議資料『財務報告の概念フレームワーク』」をめぐる視点から-」『ポパーレター』第19巻第1号, 2007年
- 島信夫「財務報告体制の整備とその課題について」『会計理論学会年報』第20号, 2006年
- 島信夫「リスクアプローチ監査の特徴とその内在的問題点」」『会計理論学会年報』第16号, 2002年
学位
博士(経営学)
所属学会
日本会計研究学会、日本監査研究学会、会計理論学会