岡田登
プロフィール
氏名
岡田 登
よみがな
おかだ のぼる
職名
准教授
担当科目
統計Ⅰ、地域産業論A、地域経済論、農業政策、専門演習、卒業研究
担当科目紹介
『地域経済論』
経済のグローバル化が進行し、国内においても大都市圏と地方圏の地域間格差が拡大する中で、特に地方圏では地域経済の再建と持続的な発展を図ることが求められています。この講義では、地域経済構造と理論を学び、地域の発展に向けた対応策について考えます。
『専門演習』
第一次産業である農林水産業を中心としながらも、これらの関連産業であるアグリビジネス(第二次・第三次産業)まで包括的に捉えて地域経済の状況を理解し、農林水産業を核とした地域づくりの可能性を探ります。釧路地域においてフィールドワークを実施し、地域調査の技術を習得します。
専門分野
経済地理学、農業地理学
現在の研究テーマ
- 農協組織による野菜産地の形成・変容過程および要因の解明
- 農業法人化による野菜生産空間の再編過程およびメカニズムの解明
- 釧路地域における第一次産業を核とした地域づくり
主要研究業績
- 「大規模畑作地域における農業法人と集出荷組織の関係性—北海道帯広市を事例に—」『釧路公立大学地域研究』第32号,23-39頁,2023年.
- 「農業法人と食品業者の関係性からみた野菜生産空間の拡大過程—鹿児島県鹿屋市を事例に—」『鹿児島県立短期大学紀要 人文・社会科学編』第73号,21-36頁,2022年.
- 『野菜産地の変容と生産組織』農林統計出版,2020年.
- 「野菜生産法人の設立と脱産地化—鹿児島県指宿市を事例に—」『地域研究』第60巻,第1号,18-34頁,2020年.
- 「伝統野菜生産の復活要因—高崎市国府地区を事例に—」『日本地域政策研究』第12号,85-92頁,2014年.
- 「農協連携による野菜生産の拡大とその要因—群馬県東毛地域のニガウリ生産を事例に—」『地理学評論』第85巻,第1号,58-71頁,2012年.
学位
博士(地理学)
所属学会
日本地理学会、人文地理学会、経済地理学会、日本地域政策学会
お問い合せ先
- E-mail:okada@kushiro-pu.ac.jp