神野照敏
ページ内目次
プロフィール
氏名
神野 照敏
よみがな
じんの てるとし
職名
教授
担当科目
経済・経営学への招待、社会環境経済学、経済学史Ⅰ・Ⅱ、社会的共通資本論、専門演習、卒業研究
担当科目紹介
専門演習
本演習が⽬指すのは、ゼミ⽣⼀⼈ひとりが社会を認識するための⽅法を⾝につけること、社会科学的にものを見る眼を養うことです。具体的に取り組んでいるのは、フローの経済成⻑を追い求める「成⻑型」社会から、環境と調和し⼈間性を開花させた「成熟型」社会への転換の道筋を構想し、そのために活動することです。ここでポイントとなるのは、市場経済が上手く機能するための下⽀えとなっている⾮市場領域(社会的・環境的⽂脈)に光を当て、社会で共有されるストック(⾃然・都市環境、教育・医療制度、知識など)の持続可能な管理の⽅法を模索することです。
専門分野
経済学説史
現在の研究テーマ
- 制度主義経済学の哲学的基礎
- コモンズと社会的共通資本
- 大戦間期アメリカの経済思想
主要研究業績
- 「長期停滞論再考—「フローの社会化」と「不生産的労働」の意義—」『マルサス学会年報』第29号、2020年。
- 「コモンズとしての都市—歩くことから始める都市再生—」『釧路公立大学地域研究』第26号、2017年。
- 「「不在所有制」を超えて—T・ヴェブレンの所有権理論再考—」『千葉大学経済研究』第29巻 第4号、2015年。
- 「アリン・ヤングの貨幣理論—L. ラフリンとI. フィッシャーとの間で—」『社会科学研究(釧路公立大学紀要)』第20号、2008年。
- 「現代社会における高等教育の位置—T・ヴェブレンの『アメリカの高等教育』を足がかりとして—」『釧路公立大学地域研究』第16号、2007年。
- 『現代経済思想-サムエルソンからクルーグマンまで』「第4章 ジョン・K・ガルブレイス」「第11章 都留重人」ミネルヴァ書房、2011年。
学位
修士(人間・環境学)
所属学会
経済学史学会
マルサス学会