釧路公立大学地域経済研究センター

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自然共生型地域観光の展開に向けての研究(平成18年度から平成19年度)

研究の概要

屈斜路湖
貴重な自然環境を地域の資源として地域の安定的な発展に結びつけていくためには、自然環境の適切な保護、管理と利用が健全に組み合わされ、次世代にまでつながる地域の持続的発展システムを構築していくことが必要です。
本研究では、北海道弟子屈町の摩周湖、屈斜路湖をモデルに、美しい貴重な湖沼資源を地域の持続的、安定的な発展につなげていくための地域発展、地域管理のありかたを探るための基礎的な調査、検討を進めていきます。
研究年度は平成18年度および19年度です。
本研究は、主にふたつのプロジェクトからなります。

摩周湖プロジェクト

弟子屈町における貴重な自然環境資源であるとともに、重要な観光資源でもある摩周湖について、その持続的な保全と活用の共生方策を探るために、摩周湖来訪者の実態、観光消費がもたらす地域経済波及効果の実態等を調査分析するとともに、他調査とも連携を図りながら、次世代につなぐ地域発展システムを検討しました。

弟子屈町来訪者を対象に、その旅行態様、弟子屈町観光についての意識、観光消費稼動の実態、摩周湖における車規制等についてのアンケート調査「観光意識調査」を夏期(8月)・秋期(11月)の2回実施します。
今回は夏期(7月29日から8月26日)に実施した調査のうち、摩周湖展望台への車の乗り入れ規制についての意識調査結果を速報としてとりまとめました。

平成19年6月11日から17日の7日間にわたって、弟子屈町で実施された「環境にやさしい観光交通実験」(主催:摩周・屈斜路環境にやさしい観光交通推進協議会)において、摩周湖でのマイカー規制による代替バス利用者に対してアンケート調査を実施しました。

2年間の研究をとりまとめ、観光産業の持続的発展に向けての提言を行いました。

屈斜路湖プロジェクト

漁業権のない屈斜路湖において、利用者のニーズ等をふまえながら、健全なフィッシングとツーリズムが共生する湖沼における、新たな漁業資源管理システムのありかたを検討します。

そのために、屈斜路湖の釣り客を対象にアンケート調査を実施し、遊漁の実態、釣りルールの必要性、規制内容、有料化等に対する意識を探りました。
アンケート調査は5月20日から7月31日の期間で実施しました。

最終更新日:2016年12月19日