北海道の自然環境保全とインフラ整備の両立を目指し実現していくことに、やりがいを感じています。

現在は、札幌に本社を置く総合建設コンサルタント 株式会社ドーコンで、主に公共事業に係る環境調査業務に取り組んでいます。道路やダムの建設といった公共事業では、周辺に生息・生育する動植物への影響など、環境面での問題に直面します。我々の仕事は、事業者が公共事業を円滑に進められるよう、環境面での問題解決に向けて、技術的な手助けをすることです。北海道の自然とインフラの整備の両立をいかに図っていくか。これを考え、実現していくことにやりがいを感じています。

研究活動で身に付けた調査スキルや考え方が、今の業務と共通しています。

大学では、環境地理学を専攻し、地域の環境問題について学びました。また、学内外で鳥類の保全やエゾシカ被害に関わる調査・研究活動にも参加し、環境面での社会問題に取り組んできました。環境面での問題解決を目的としているこれらの学びや活動は、現在の業務と共通しているので、大学時代に身に付けた調査スキルや考え方が直結して現在の業務に活かされていると思います。