中山大将
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プロフィール
氏名
中山 大将
よみがな
なかやま たいしょう
職名
准教授
担当科目
日本史、日本近代史、北海道の歴史、国際関係論C(日露関係)、基礎演習、選択演習、専門演習
担当科目紹介
「日本史」「日本近代史」
「日本」「日本人」とは何か?を考える力を養います。高校までの「覚える日本史」から、大学からの「考える日本史」へと知性を鍛え上げます。日本史は日本にかかわって生きて行く人々にとって大切な教養です。
「北海道の歴史」
なぜ北海道では津軽海峡より南を「内地」と呼ぶことがあるのでしょうか?なぜ北海道には「先住民族」がいるのでしょうか?いま北海道に生きている自分の〈生〉を歴史という視野から学び、考え、位置づけ、自身の未来につなげる知的営みを行なう能力を本科目では養います。
「国際関係論C(日露関係)」
ロシアは、北海道に住む人々にとっても近くて遠い国です。東京とモスクワの二点間外交だけではなく、北東アジア全体や住民の経験も視野に入れた日露交流史を学び、これからの日ロ関係、北東アジア世界を考える基礎を養います。
「選択演習」
本演習には3つの柱があります。第一は、「歴史哲学」で、歴史(学)とはそもそも何なのかということを考えます。第二は、「方法論」で、考古学や文献史学、オーラルヒストリー(口述史)の研究方法について学びます。第三は、「実践論」で、担当教員が実際に自分の研究で使った史料を題材に、史料の読解を実体験します。これらを通して、歴史研究がどのように行なわれているのかを理解・体験します。「専門演習」
我々は〈歴史〉というものにいかに向き合っていくべきなのでしょうか?また、そもそも〈歴史〉はだれが、なぜ、どのように作っているのでしょうか?本演習では、〈歴史学〉という側面から、歴史研究書を通して、歴史研究者が〈なぜ〉〈どのように〉歴史研究を行ない、それにどんな意味があるのかを考えます。
専門分野
農業史、移民史、境界地域史、サハリン樺太史
現在の研究テーマ
- 近現代東アジアにおける農業社会史
- 近現代東アジアにおける境界地域史(境界変動・住民移動・国民再編・記憶構築)
主要研究業績
- 『亜寒帯植民地樺太の移民社会形成:周縁的ナショナル・アイデンティティと植民地イデオロギー』京都大学学術出版会、2014年。
- 『サハリン残留日本人と戦後日本:樺太住民の境界地域史』国際書院、2019年。
- 『国境は誰のためにある?:境界地域サハリン・樺太』清水書院、2019年。
- ”Japanese Society on Karafuto,” in ed. Svetlana Paichadze, Philip A. Seaton, Voices from the Shifting Russo-Japanese Border: Karafuto / Sakhalin, Oxon: Routledge, 2015.
- “Японцы на Сахалине: формирование и распад японского сообщества переселенцев на Карафуто,” под редакцией С.С. Пайчадзе и И. А. Вальдмана, Россия и страны АТР, Новосибирск: Изд-во НГТУ, 2019.
- 「경계 변동에 따른 전승 국민의 본의 아닌 귀국:제2차 세계대전 후의 주민 이동 중 남사할린 중화민국인을 중심으로」부경대 인문한국플러스사업단 편『동북아해역과 귀환:공간,경계,정체성』소명출판、2021년。
学位
- 京都大学博士(農学)
- 北海道大学博士(文学)
所属学会
日本農業史学会、日本移民学会、サハリン樺太史研究会、北海道・東北史研究会、近現代東北アジア地域史研究会 ほか。
主な社会貢献活動
釧路市文化財保護審議会委員